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平成12年に岐阜県多治見市市之倉の中峰谷に完成した砂防ダム。 住民参加型、地域支援型の砂防事業として地元住民のアイデアが生かされており、 オリベイズムを取り入れた堤体デザイン、日本で初めての陶磁器ギャラリーの設置等 既存の砂防ダムとは大きく異なる特徴を持つ。 平成12年度の社団法人全日本建設技術協会 全建賞を受賞している。 ![]() 右岸下流より堤体を撮影。 平成12年完成とあって、まだ新しい。 ![]() 市之倉おりべ砂防ダムは通称名で、正式名は中峰谷第一砂防ダムである。 砂防ダムでありながら堤体下には夜間照明が設置されている。 ![]() オリベイズムとは、戦国時代の岐阜県出身の茶人、古田織部が好んだ「非対称」「ゆらぎ」 「個性」「共生」「独創」「自由」といった特徴や理念を総称している。 ![]() 堤体下部には窯に使われるレンガを並べ、陶磁器を連想させるデザインとなっている。 なお、多治見市市之倉町は、美濃焼で有名な陶磁器の産地である。 ![]() 砂防ダムでありながら堤高4.0m、堤長22.0mの副ダムを備えている。 ![]() 市之倉おりべ砂防ダムの特徴である陶磁器の展示ブース。 ![]() 堤体壁面に楕円形の展示ブースが10箇所設置されている。 ![]() 地元陶芸家の作品が常時展示されている。 ![]() 右岸から堤体を望む。 堤体上部は左右非対称の緩やかな曲線によるデザインとなっている。 ![]() 天端の様子。 当然、立入禁止である。 ![]() 上流の様子。 まだ、大規模な土砂災害は発生してないようである。 ![]() 上流から堤体を撮影。 上流側は下流側のようなデザインはされてない。 ![]() 曲線を描いた天端の特徴が良くわかる。 砂防ダムである以上、いつかは土砂で一杯になるのだろうか。 ![]() 上流は沼地になっている。 ![]() 砂防ダム周辺は、市之倉陶の里公園として広場や散策路が整備されている。 また、駐車場があるため、ウォーキングコースの出発地点にもなっている。 市之倉おりべ砂防ダム(中峰谷第一砂防ダム) 形式:重力式コンクリート砂防ダム(一部スリット式) 堤高:11.4m 堤長:69.0m 堤体積:3,300m3 流域面積:0.26km2 計画貯砂量:38,000m3 水系河川名:庄内川水系市之倉川 用途:砂防 着工年:1999年 竣工年:2000年 所在:岐阜県多治見市市之倉2丁目 マップコード:98 151 874*72 |
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