小牧ダム

庄川中流に作られた関西電力所有の発電用ダム。
ゆるやかな曲線形状と17門のラジアルゲートが特徴の重力式コンクリートダムで、右岸側には
排砂用のキャタピラー・ゲートとアユ遡上用のエレベーター式魚道(現在は撤去)、左岸側には
木材流送用の運材設備(現在は撤去)を備えており、建設当時は東洋一のダムと呼ばれた。
大井ダムに続いて建設された初期の大型ダムであり、国の登録有形文化財に登録されている。



小牧ダム
左岸下流より堤体を撮影。
中央のラジアルゲート4門から放流をしていた。

小牧ダム
小牧ダムは17門のラジアルゲートを備えている。

小牧ダム
放流中のラジアルゲート。
ゲートの大きさは純径間7.620m×扉高6.396mである。

小牧ダム
減水工の様子。
薄らと虹が出ていた。

小牧ダム
左岸から堤体を撮影。
堤体の緩やかな曲線に17門のゲートは風格のあるデザインである。

小牧ダム
天端の様子。
自動車の通行は不可能。

小牧ダム
左岸天端から堤体を撮影。

小牧ダム
ゲート巻上機も天端に設置されている。

小牧ダム
下流の様子。
小牧ダムは日本で最初に洗掘防止用の副ダムを備えたダムらしい。

小牧ダム
右岸下流に見える建物は湯谷温泉である。

小牧ダム
右岸から堤体を撮影。

小牧ダム
小牧ダム完成当時は右岸側にアユ遡上用のエレベーター式魚道が設置されていたが、
現在は撤去され、跡が残るのみである。

小牧ダム
右岸上側から堤体を撮影。
上流から見ると曲線形状が良くわかる。

小牧ダム
小牧ダムのダム湖・小牧湛水池の風景。
左岸側に見える建物が庄川船舶の船着き場。

小牧ダム
庄川船舶の船着き場。
小牧~大牧間の庄川峡を遊覧船で周遊することができる。

小牧ダム
上流には遊覧船でしか行けない秘境の一軒宿、大牧温泉がある。
写真の船は、庄川船舶で最も小型の遊覧船はやぶさ丸。

小牧ダム
小牧ダムは平成14年に河川ダムとしては第一号となる国の登録有形文化財に登録されている。



小牧ダム
 形式:曲線重力式コンクリートダム
 堤高:79.2m
 堤長:300.8m
 堤体積:289,000m3
 流域面積:1100km2
 湛水面積:145ha
 総貯水量:37,957,000m3
 有効貯水量:18,858,000m3
 貯水池名:小牧湛水池
 水系河川名:庄川水系庄川
 用途:灌漑用水、発電
 着手年:1925年
 竣工年:1930年
 所在:富山県東砺波郡庄川町小牧字矢ヶ瀬
 マップコード:288 781 461*55

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  • 5/8/2006: コンサート後の庄川上流

    Excerpt: 快晴(射水)  長い一日は睡眠不足から始まった。コンサート前夜に妙な意地を張って、キーシンに寄せる文章など書くから、すっかり睡眠時間を削るはめになってしまうのである。それでも周到に用意しておいた.. Weblog: 虹のように(by Rintaro) racked: 2006-08-05 22:57